免疫療法(免疫細胞治療)受診の流れ
免疫細胞治療を受診いただく際の、一連の流れについてご説明します。
患者さんの状況やご要望などによって様々なケースがありますが、ここでは一つのモデルケースとして紹介します。
厚生労働大臣認定
認定再生医療等委員会設置医療法人/
国家戦略特別区域会議 構成員(東京圏)
免疫細胞治療を受診いただく際の、一連の流れについてご説明します。
患者さんの状況やご要望などによって様々なケースがありますが、ここでは一つのモデルケースとして紹介します。
瀬田クリニック東京 03-5280-0086 |
●上記以外の全国の連携医療機関でのご受診をお考えの場合は、お近くの連携医療機関あるいは上記いずれかのクリニックまでお電話ください。
●いずれも受付時間は平日10:00~17:00です。時間外の場合でも、こちらのフォームからお問い合わせ頂ければ、ご指定の時間帯に折り返しのお電話をいたします。
●まずは資料をご覧になりたいという方はこちらからご請求ください。
お電話の際、次の事柄をお伝えいただけると、受診までの流れや必要なものの準備について、スムーズなご案内が可能です。
・病名
・いままで受けてきた治療内容
・今後受ける予定の治療内容
・いまのお身体の状態
・主治医の方にどのようにお話しされているか
(まだお話しされていない場合、あるいはどのように話してよいかお悩みの場合は、
その旨お伝えください)
治療を受ける前にまずはクリニックで話を聞いてみたい・・・
その場合は、治療説明会にご参加(無料)いただくか、治療前相談(初診相談:有料)をお受けいただくことができます。
一時間ほどお時間をいただき、患者さんのご症状や現在受けられている治療のほか、経済的なご状況も踏まえ、今後の検査や治療内容、ご準備頂くものについてご説明させていただきます。お分かりの範囲内で、事前にご病気の経過などをまとめておいていただけるとスムーズにお話しできます。
どの治療法が適しているかを調べるため、免疫機能検査や免疫組織化学染色検査などの各種検査を行います。どの検査を実施するかは、患者さんのご状況を踏まえ、医師との相談のうえで決定します。
※事前に、手術等で切除したがん細胞をご用意いただける場合に限ります。
免疫組織化学染色検査の検査結果の例
上記はがん細胞の目印(がん抗原)が提示されるMHCクラスⅠがどのぐらい発現しているかの結果です。また、どのような目印が発現しているかも検査します。
検査の詳細についてはこちらをごらんください。
検査結果あるいは患者さんの状況を踏まえ、治療内容を提案させていただき、同意をいただければ治療開始となります。
まず一回目の採血を行います。採血の量や方法は、治療内容によって異なり、注射器で採血する方法や、アフェレーシス(成分採血)という体外で血液を循環させながら必要な成分だけを採る方法があります。
増殖・活性化させた免疫細胞は点滴剤として投与します。場合によってはがんのある部位や周囲のリンパ節に注射で投与したりします。
アルファ・ベータT 細胞療法の場合、初回は採血のみで、2 週間後、培養・加工後の免疫細胞を投与します。その際に、次回投与分の採血を実施します。原則として、このサイクルを6 回ほど繰り返します。この6回のサイクルを「1クール」と呼びます。(治療の種類や患者さんの状況によって方法・スケジュールが変わります)
1クール終了後に、画像診断や腫瘍マーカー、免疫機能検査などによって治療効果を確認し、その後の治療方針等が決定されます。
検査結果などを踏まえ、その後の治療戦略を考えます。しばらく様子を見る、もう1クール継続するなど、いろいろなケースが考えられます。
経済的な問題についても率直にご相談ください。抗がん剤など他の治療との組み合わせ方や、治療間隔を空けて実施するなど、治療費をご負担いただける範囲内でのベストな治療戦略をご提案いたします。
治療によってQOL を保ってがん細胞をコントロールすることができれば、新薬の登場など医療の進歩を待つことも可能ですし、ご旅行や趣味など、がんであっても人生を楽しんで過ごすことが可能な場合もあります。そのようなケースも数多く経験してまいりました。
また、治療が奏効し良好な経過をたどることで、通院を終了され、経過観察に移られる方もいらっしゃいます。
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