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親ががんになって仕事が手につかないときはどうする?親のがんとの向き合い方と自身のケアの仕方を解説

投稿日:2025年3月7日

更新日:2025年3月7日

「親ががんと診断されてしまい、仕事が手につかない……」と悩んでいる方は少なくないでしょう。国内の統計では、男女共に2人に1人が一生のうちにがんに罹患していると診断されるというデータが報告されており、身近な疾病といえます(※)。

いざというときに備え、親ががんと診断された、あるいはがんの疑いがあると診断された場合の対応方法を確認しておきましょう。

本記事では、親ががんと診断された、あるいは疑いがあるといわれた場合の向き合い方や、家族としてできるサポート、ご自分に対するケア、がんの主な治療方法について解説します。

※参考:国立研究開発法人国立がん研究センター.「最新がん統計」.
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html ,(参照2024-11-18).

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親ががんと診断された、あるいはがんの疑いがある場合の向き合い方

親ががんと診断された、あるいはがんの疑いがある場合の向き合い方を、ケース別に紹介します。

がんと診断された場合

親が正式に医師からがんと診断された場合は、以下のことを意識しながら向き合いましょう。

  • ●親(患者さん本人)の気持ちを理解する
  • ●過剰に気を遣わない
  • ●助けてくれる人を探す
  • ●がんについて正しい知識・情報を集める

親(患者さん本人)の気持ちを理解する

がんは、場合によっては命に関わる疾病の一つなので、もし親ががんと診断されたら大きな衝撃や戸惑いを覚えることでしょう。しかし、最もショックを受けるのは、今後つらい闘病生活を送らなければならない患者さん自身です。まずは本人の気持ちに寄り添い、どのように接してもらいたいのかを慎重に判断しましょう。

ただし、「どうしてほしい?」「何か手伝えることはない?」などと質問すると、かえって不安をあおってしまう可能性があります。無理に聞き出そうとするのは患者さんに負担をかけてしまうので、「話したいときにはいつでも聞くから」という一歩引いた姿勢を保つことも大切です。

過剰に気を遣わない

がんと診断された患者さんがどのような気持ちを抱くのかは個人差がありますが、多くの患者さんは極端に気を遣われることを望まない傾向にあります。過度に心配したり、何かとお世話を焼いたりしようとするのは逆効果になる恐れがあるので、診断前と後で大きく態度を変えるのは控えた方がよいかもしれません。

実際、「親ががんと診断された後も普段通りに接するようにした」「黙ってそばにいるようにした」という方はたくさんいます。

助けてくれる人を探す

親ががんになると、子は看病をしたり、身の回りのお世話をしたり、入院や通院の手続きをしたりと、さまざまな対応に追われます。一方で、仕事や家事、育児なども並行して行わなければならない場合には、大きな負担がかかる可能性があります。

一人で全てのことに対応しようとすると、家族まで体調を崩したり、心が疲れてしまったりする恐れがあるので、看病に専念するためにも助けてくれる人を探しましょう。例えば、近くに親戚がいるのなら代わりに病院に付き添ってもらう、小さな子どもがいて思うように動けないときは友人に子どもの一時預かりをお願いするなどが挙げられます。

代行が可能なことを少しずつ周囲に分担すれば、体にも心にもゆとりができます。余裕のない生活を送っていると、ストレスがたまって患者さん本人にもつらく当たってしまう可能性があるので、手伝ってもらえそうな人が身近にいるのなら積極的に助けを求めましょう。

がんについて正しい知識・情報を集める

がんについて、漠然と「怖い病気」「日本人の死因1位」というイメージを抱いている方は多いかもしれません。確かにがんは時として命に関わる疾病の一つですが、その治療法やケア方法は日進月歩で、治療の選択肢も多岐にわたっています。

ただ怖がるだけでなく、まずはがんについて正しい知識と情報を集め、親が診断を受けたがんはどのような病気なのか、どういった治療法があり、今後の生活にどう影響を及ぼすのか、などを確認しましょう。

正しい知識と情報を得れば、漠然とした不安は払拭されますし、患者さんから悩みや不安を打ち明けられたときも、根拠を提示しながら話を聞いてあげられます。

なお、がんに関する知識・情報はインターネットなどでも集めることが可能ですが、中には科学的根拠があいまいなものも少なくありません。

誤った知識や情報を仕入れてしまうと混乱する原因となるので、がんに関して知りたいときは主治医に相談するか、全国のがん相談支援センターに問い合わせることをおすすめします。

がんの疑いがある場合

がんの疑いがあると診断された段階なら、まずは正確な診断が下されるまで待ちましょう。ご家族が過度にうろたえたり、先のことまで心配したりすると、患者さん本人の不安を増長させてしまう可能性があります。

詳しい検査結果が出るまでは、患者さんもそのご家族も具体的な行動を起こすことはできないので、落ち着いて過ごすことを心掛けた方が良いでしょう。

正しい知識・情報の収集や心構えはしておく

検査結果が出るまでは普段通りに過ごすことをおすすめしましたが、万が一のことを考慮し、がんに関する正しい知識・情報を収集したり、心構えをしておいたりしましょう。過剰に不安がる必要はありませんが、あまり楽観し過ぎていると、いざがんと診断されたときに受けるショックが大きくなる可能性があります。

ある程度の知識を得て、心の準備をしておけば、親ががんと診断されたときでも落ち着いて対処しやすくなるでしょう。

家族としてできるサポートについて

がんと診断された親に対して、家族としてサポートできることはたくさんあります。ここではがんになった親にできるサポートの例を2つご紹介します。

主治医とコミュニケーションを取る

がんの治療法は、がんの種類や症状、患者さんの状態などによって変化するため、主治医と相談しながら治療計画を進めていくことになります。また、がんの治療は長期にわたるケースが多いため、主治医とは長い付き合いになる場合がほとんどです。

以上のことから、主治医とは日頃から小まめにコンタクトを取り、二人三脚で治療を続けていくことが大切です。

特にがんと診断された直後は、患者さん本人が動揺し、主治医に対して聞きたいことを尋ねられない場合があります。そのようなとき、家族が代わりに分からないことや疑問に思うことを質問しておけば、後に患者さんへ分かりやすく説明できるでしょう。

なお、主治医に相談できる事柄は、具体的な治療計画だけにとどまりません。「がんと診断された親にどう接したらよいか分からない」「本人が職場復帰を希望しているが、可能なのか」など、患者さんとの接し方や今後の生活についても相談できるため、必要だと思ったことは遠慮なく尋ねておきましょう。

各種手続きのサポート

就労中の親ががんになった場合、「仕事をしながら治療できるのか」「入院・手術費用は払えるのか」など、親の仕事や経済面などの問題に直面します。入院や手術を伴う治療の場合、休職せざるを得なくなるケースがほとんどなので、勤め先に対してどのような申請が必要なのか、あらかじめチェックしておくとよいでしょう。

なお、休業申請をするのは患者さん本人ですが、申請の際に必要な書類(主治医の意見書や診断書)などの手配については家族がサポートできる部分もあります。

またがん治療のために入院・手術・通院することになると、多額の費用がかかります。経済面を支援する制度についても事前に調べておくことが大切です。

各制度の申請は休業申請同様、本人が手続きすることになりますが、どのような制度を利用できるのか、制度を利用するためにはどう手続きすればよいのか、などの情報を家族が収集しておけば、患者さんの負担を軽減できるでしょう。

以下では一例として、親ががんになったときに利用できる主な制度を3つご紹介します。

  • ●高額療養費制度
  • ●医療費控除
  • ●がん保険

高額療養費制度

高額療養費制度とは、同一月の医療費の支払いが高額になった際、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分について払い戻しを受けられる制度です。自己負担限度額は年齢や所得状況などによって設定されるため、親の年齢や所得を基に計算し、高額療養費制度を利用できるのかを確認しておきましょう。

なお、あらかじめ限度額適用認定証を提示すれば、自己負担限度額を超えた部分について、医療機関の窓口での支払いを免除してもらえます。限度額を超えた分の払い戻しには3カ月以上の期間がかかるため、窓口での立て替え払いを負担に感じる場合は、健康保険限度額適用認定申請書を提出して認定証を受け取っておきましょう。

医療費控除

医療費控除とは、年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、医療費の額を基に計算される金額について所得控除を受けられる制度です。

医療費控除の金額は、実際に支払った医療費の合計額から、保険金などで補填される金額+10万円を差し引いた額で、最高200万円まで控除されます(※)。医療費控除を利用すれば、所得金額が少なくなる分、節税になります。

なお、医療費控除は確定申告で申請することになるため、親ががんの治療中で手続きが難しい場合は家族が書類の作成や申請のサポートをしてあげましょう。

※参考:国税庁.「No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)」.
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm ,(参照2024-11-19).

がん保険

親ががん保険に加入している場合、契約内容に応じて給付金を受け取れます。給付金の内容や金額は契約内容によって異なりますが、入院給付金や手術給付金、通院給付金など複数あるので、該当する治療を受けた場合は忘れずに申請しましょう。

なお、がん保険の中には、がんと診断された時点で給付金が支払われるがん診断給付金もあります。がんの治療前に申請すれば、治療費や生活費に充てられるので、親ががん診断給付金に加入しているのなら早めに申請手続きを済ませましょう。

申請には保険会社への連絡や保険証券などが必要になるので、家族が書類の準備などのサポートを行ってあげましょう。

自分自身に対してのケア

親ががんと診断された子は、患者さんと同じくらいの大きなショックを受けます。さらに、ご自分の仕事や育児などをこなしながら、親のサポートも行わなければならない場合には、体にも大きな負担がかかりがちです。

以上のことから、がん患者さんの家族は「第二の患者」とも呼ばれています。しかし「自分が支えなければ」と気負い続けると心身に不調を来す恐れがあるため、患者さんだけでなく、ご自分に対してのケアも意識的に行うことが大切です。例えば、家事や育児が大変なら家事代行サービスや一時預かりなどを利用する、身近な人に手伝ってもらうなどが挙げられます。

また悩みや不安がある場合はがん相談支援センターなどに相談し、話を聞いてもらうのも有用な方法の一つです。一人で抱え込もうとするとどんどん追い込まれてしまうので、決して無理をせず、周囲に助けを求めることをおすすめします。

がんの治療法を紹介

がんの治療法は複数あり、2つ以上の方法を併用して治療に当たることも珍しくありません。どの治療法が適しているのかは、がんの種類や進行度、患者さんの希望などによって異なるので、全ての治療法の内容を調べた上で、主治医と相談しながら適切な選択を行うことが大切です。

ここではがんの主な治療法について解説します。

手術療法

手術療法は、がんの病巣を手術で取り除く方法です。がん治療の中でも主軸となる治療法で、がんの根治を目指せる一方、患者さんへの負担が大きいというデメリットもあります。

放射線療法

放射線療法は、がんの病巣に放射線を照射し、がん細胞の死滅を目指す方法です。放射線は活発に細胞分裂を行う細胞ほど効きやすいという性質を持っているため、がん細胞を効率良く攻撃できるメリットがあります。

ただ、治療期間が長期に及びやすいところと、副作用によって疲労感や脱毛などの症状が出てしまうところが難点です。

薬物療法

薬物療法は、抗がん剤などの薬剤を用いてがんの病巣を攻撃する方法です。体全体に作用することから、病巣だけでなく、あちこちに転移したがんにも攻撃できるところが特徴です。

一方で、正常な細胞にも影響を及ぼすリスクがあり、吐き気や脱毛、疲労感といった副作用に悩まされやすい傾向にあります。

免疫療法

免疫療法は、人体が元々持っている免疫力を利用してがん細胞に攻撃する方法です。

患者さん自身の免疫力を応用する手法なので、体への負担が少なく、かつ正常な細胞へのダメージも軽減できるという利点があります。また免疫はあらゆるがんに作用するため、がんの種類や部位、進行度にかかわらず治療可能なところも大きな特徴です。

ただし、免疫療法は効き目に個人差があるため、患者さんごとに最適な療法を見極め、慎重に選択していく必要があります。

親ががんと診断されたら、できる範囲でサポートを行おう

親ががんと診断されると、家族も大きなショックを受け、家事や仕事が手につかない状態になってしまいがちです。しかしがんと診断された患者さん本人は、より大きな衝撃を受けているはずなので、まずは親の気持ちに寄り添い、普段通りに接することを心掛けましょう。

一方で、がんについての正しい知識や情報を学んだり、ご自身のケアのために周囲の助けを借りたりすることも大切です。がんの治療法については主治医と相談しながら、患者さん本人の希望も踏まえて検討しましょう。

瀬田クリニック東京では、患者さんへの負担を軽減しながらがんを治療できる免疫療法を実施しています。患者さんごとに異なるがん細胞の性質を見極めながら、一人ひとりに合った免疫療法を提供するオーダーメード医療を採用しているため、より効果的な免疫療法を期待できます。

がん免疫療法に興味・関心のある方は、ぜひ瀬田クリニック東京までご相談ください。

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