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抗がん剤の副作用で便秘になる?がん治療中に自分でできる便秘解消法を紹介

投稿日:2025年2月14日

更新日:2025年2月14日

抗がん剤を使用すると、腸の動きが低下して便秘になると考えられています。しかし、がんの治療中に便秘になる要因は、抗がん剤だけではありません。抗がん剤とともに使用される薬や生活習慣なども便秘に影響すると考えられています。

つらい便秘に、下剤などの薬で対処している方は多いのではないでしょうか。中には、薬を使用せずに便秘を解消したいと考えている方もいるかもしれません。本記事では、がん治療中の便秘に対し薬を使用せずに解消する方法を紹介します。無理なく実践できる方法を紹介するので、便秘で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

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がん治療中の便秘の原因は抗がん剤だけではない?

便秘は抗がん剤の副作用の一つです。しかし、がんの治療中に起こる便秘は、抗がん剤以外の原因も考えられます。

抗がん剤により便秘が起こるのは、抗がん剤の作用で腸の動きが低下して便を排出しにくくなるためです。また、抗がん剤の副作用を抑える目的で使用される、制吐剤や鎮痛薬の副作用として便秘症状が現れることもあります。

さらに、がんそのものによる腸の圧迫、消化管手術による腸管の閉塞、放射線照射の影響、合併症の治療薬の副作用によっても便秘は起こります。その他、がんの進行による運動量の低下、食事量や水分摂取量の減少、気分の落ち込みも便秘を引き起こす原因になるでしょう。

がん治療中の便秘を自分で解消する方法

便秘を解消するためには、下剤などの薬を処方してもらう方法があります。しかし、薬の使用に関しては医師や薬剤師に相談しなければなりません。

食事や生活習慣を見直すと、薬に頼らず便秘を改善できる可能性があります。ここからは、がんの治療中の便秘を自分で解消する方法を紹介します。

1. 食物繊維や適度な脂質を取る

1つ目の方法は、食物繊維や適度な脂質を取ることです。

食物繊維は腸内で水分を含むことで、便の量を増やして腸を刺激し、排便を促します。また、便を軟らかくして排便をスムーズにする作用も期待できます。食物繊維が豊富に含まれる食品は、根菜・たけのこ・きのこなどの野菜や、海藻、豆類、果物、穀物などです。

ただし、腹部に疾患がある方や腸の手術を受けた方は、食物繊維が多い物を食べると腸閉塞などのトラブルが起こることがあります。一度に多く食べないように気を付ける他、食材を細かく刻んだりよく煮て軟らかくしたりするなど、工夫して食べましょう。また食物繊維は水溶性と不溶性の2種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。どちらを取るべきか悩んだときは、主治医や管理栄養士に相談しましょう。

さらに、便秘の解消には適度な脂質の摂取も効果的です。オリーブオイルやエゴマ油、アマニ油は、腸を刺激して排便を促す効果が期待できます。加えて、脂質は便の滑りを良くすることにも役立ちます。脂質の取り過ぎは肥満や他の疾患の原因になるため、適量を心掛けながら食事に取り入れると良いでしょう。

2. 小まめに水分を取る

2つ目は小まめに水分を取ることです。

水分の摂取量が少ないと、便が硬くなり排せつしにくくなります。便の量を増やしたり便を軟らかくしたりする食物繊維も、水分を含むことでその効果を発揮します。水分は、一度に多く摂取しても体に全て吸収されるわけではありません。効率良く水分を摂取するためには、少量ずつ小まめに飲むことが大切です。

また、睡眠中と入浴中は汗をかいて水分が失われやすいことから、起床後、入浴の前後、就寝前は水分補給が必要なタイミングです。さらに、起床後に冷水や牛乳を飲むと、腸が刺激されて排便が促されると考えられています。便秘解消のためには、起床後の水分補給を習慣にするのがおすすめです。

3. 生活リズムを整えて、1日3食きちんと食べる

3つ目は生活リズムを整えて、朝・昼・夜の食事を決まった時間に取るように心掛けることです。食事量が十分でなければ便の量が少なくなり、スムーズに排便されなくなります。従って、1日3食しっかり食べることが大切です。

特に、朝食は重要です。空の胃に食べ物が送り込まれると、腸の動きが活発になり排便が促されます。朝食後にトイレへ行くことを習慣にすると、自然と排便が促されるようになるでしょう。

一方で、便意があるのにトイレを我慢していると、便の水分が失われて硬くなり、スムーズな排せつが難しくなります。また、便意を感じにくくなる恐れもあるため、我慢せずトイレへ行きましょう。

4. 運動やマッサージで腸を刺激する

4つ目は、運動やマッサージで腸を刺激することです。毎日ウオーキングに取り組むと、排便時に使われる腸腰筋や腹筋が鍛えられるため、便秘解消への効果が見込めます。

歩行が難しい場合は、布団の上でへその周りを「の」の字を書くようにゆっくりとさするマッサージも効果的です。また、カイロや腹巻きなどでお腹を温めると、血流が促進されて腸の動きが活発になります。自身の体調に合わせて取り組み、腸を刺激して排便を促しましょう。

5. ストレスを解消させる

5つ目は、ストレスを解消させることです。

便秘はストレスによって引き起こされる場合があります。腸の働きは、交感神経と副交感神経がコントロールしています。排便が行われるのは、副交感神経が優位なときです。しかし、ストレスがたまると交感神経が優位になり、神経のバランスが乱れて便秘がちになります。

十分な睡眠を取る、湯船に浸かってリラックスする、軽い運動で汗を流すなど自分なりのストレス解消法を見つけて、便秘を防ぎましょう。

抗がん剤を見直す

食事や生活習慣を見直してもつらい便秘が改善されない場合は、抗がん剤を変更するのも選択肢の一つです。一般的な抗がん剤は副作用に便秘症状が現れますが、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤は、副作用に便秘症状が出にくいとされています。

ここでは、分子標的薬と免疫チェックポイント阻害剤について解説します。

分子標的薬を使用する

分子標的薬とは、がん細胞の増殖や転移に関わる特定の物質のみを標的にして攻撃する薬です。従来の抗がん剤は、がんではない正常な細胞も攻撃してしまうため、重い副作用が現れていました。しかし、特定の物質だけを狙い撃ちする分子標的薬は正常な細胞へのダメージが少なく、副作用が比較的抑えられると考えられています。

ただし、薬の種類によっては皮膚症状や薬剤性肺炎、下痢、肝機能障害、高血圧症、高熱、関節痛、息苦しさなどの副作用が現れることがあるため、注意しましょう。

免疫チェックポイント阻害剤を使用する

免疫チェックポイント阻害剤とは、がん細胞が免疫細胞の働きを邪魔するのを防ぎ、免疫細胞が本来の力を発揮できるようにする薬です。

免疫細胞は、がんなどの異物を排除する役割を持つ存在です。しかし、がん細胞の中には、免疫細胞と結合してその働きを抑制するものがあります。免疫チェックポイント阻害剤は、この結合を防ぎ、免疫細胞ががん細胞を攻撃できるようにする効果を持っています。

免疫チェックポイント阻害剤は、従来の抗がん剤で起こるような副作用は少ないといわれていますが、副作用の可能性はゼロではありません。免疫チェックポイント阻害剤の副作用の例としては、高熱、視力低下、息切れ、下痢、筋力低下などが挙げられます。便秘になりにくい薬ですが、他の副作用が現れる可能性があることは知っておきましょう。

抗がん剤による便秘に悩んだら、クリニックに相談しよう

がんの治療中に便秘になるのは、抗がん剤に限らず、副作用を抑える制吐剤や鎮痛薬、がんによる腸の圧迫、腸閉塞などさまざまな原因が挙げられます。がんの治療中に便秘に悩んだときは、食事の内容や水分の取り方を工夫しましょう。また、運動やマッサージなどを行うのもおすすめです。

その他、抗がん剤を変更する方法もあります。ただし、便秘以外の副作用が現れる可能性があるため、医師とよく相談して決めましょう。

今、がんの治療法の一つとして、前述の免疫チェックポイント阻害剤と免疫細胞治療の組み合わせが注目されています。免疫細胞治療とは、患者さん自身の免疫細胞を利用するがん治療の方法です。

瀬田クリニック東京では、免疫細胞治療を利用した個別化がん免疫療法に取り組んでいます。患者さん一人ひとりの病態やがん細胞の性質などを考慮して、適切な免疫療法をご提案します。

がんの治療法で悩んだときは、瀬田クリニック東京にご相談ください。

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