αβT細胞療法の流れ~細胞ができるまで~
コンシェルジュブログ
みなさんこんにちは。
今回は、当院の治療『αβT細胞療法』の細胞ができるまでをみなさんにお見せしたいと思います。
- ① 患者さんより血液をいただきます。(採血)
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② 細胞培養加工施設にて、専用装置の遠心分離機へ血液を入れ、リンパ球を取り出します。
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③ 遠心分離された血液です。
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④ 遠心分離後取り出した細胞は、培養用フラスコで約5日間培養します。細胞の増殖にあわせて培養液の量を増やし、フラスコから培養液の入った専用バッグへ移し替え、さらに培養を継続していきます。
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⑤ 約2週間培養し、使用した培養液は綺麗に洗浄し、純粋な細胞だけにします。
その細胞を50~100CCの生理食塩水へ注入し浮遊させます。 -
⑥ 生理食塩水に注入した細胞はこのように白濁色です。これを点滴により患者さんへ投与します。
いかがでしたか。
今回はどのようにして細胞ができあがるのかを簡単にご説明いたしました。
少しでも皆さまに免疫細胞治療のイメージが伝われば嬉しく思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。