よくあるご質問をご紹介します⑤『免疫細胞治療を検討する際の注意点や、医療機関の選び方を教えてください』
瀬田クリニック東京 コンシェルジュスタッフブログ
みなさんこんにちは。
日ごとに暑くなり、マスクが息苦しい季節となって参りました。先日、政府からマスク着用の考え方が公表されましたね。『屋外・会話なしはマスク不要』などが説明されましたが、一方で、一定の距離が確保できない場面では着用を推奨されました。今年もシーンによってはまだまだマスクが手放せない夏となりそうです。熱中症対策をしっかり行い、元気に暑さを乗り越えていきましょう!
さて、本日はよくあるご質問シリーズ⑤をお届けしたいと思います。
資料を取り寄せたり、医療機関が主催する無料相談会や説明会に参加したりして、できるだけ情報を入手することが大切です。ただし、がんの種類が同じでも治療法はひとによって異なるため、より具体的な話を聞くには、個別の相談を受ける必要があります。
免疫細胞治療を専門とする医療機関で個別相談を受ける場合には、診療情報を用意して医師と面談することをおすすめしています。これまでの診療経過や最近の検査画像などがあれば、「この患者さんにはどんな免疫治療が有効か」を医師が判断しやすく、相談がスムーズに進みます。しかし、標準治療を受けている患者さんのなかには、「まだ、免疫細胞治療のことを主治医に話したくない」という方も少なくありません。その場合には、「分かる範囲でかまわないので、治療経過をまとめた資料をもってきてください」とお願いしています。相談を受けたからといって必ずしも治療を受けなくてはいけないということはありません。患者さん、ご家族が十分に納得されたうえで治療へ進むことが何より大切と考えています。
このご質問についてのさらに詳しい解説は、パンフレットに同封されている『がん免疫療法Q&A』に掲載されています。
また、瀬田クリニック東京ではオンラインでの治療説明会(参加費無料)も毎月実施しています。免疫細胞治療についてわからないことがありましたら、医師に直接ご質問いただくことも可能です。
それでは、また次回のクリニック通信でお会いしましょう!
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