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最近の掲載論文6編をご紹介します
瀬田クリニック通信

2020年10月22日

2020年6月~9月の4ヶ月間に掲載された学術論文の概要をご紹介します。
瀬田クリニック東京あるいは瀬田クリニック東京が共著となっている論文です。
臨床医は普段は診療に追われ、なかなか論文を書く余裕がありません。
この度のコロナ渦の影響で外出も少なくなり、ほとんどの学会がオンライン開催となっています。
普段より多い6編の論文がリリースされたのもデスクワークの時間が取れたからかもしれません。
各論文の内容については、facebook『がん免疫細胞治療 瀬田クリニック東京』公式ページ、『Seta CAFE~瀬田クリニックグループ患者さんの集い~』(がん患者さん、ご家族、がん医療に関わる医療者やがん治療に関心のある方々など様々な方がメンバーのプライベートグループ)でも順次、報告して参ります。

1 Identification of prognostic factors for γδT cell immunotherapy in patients with solid tumor.
Rishu Takimoto et al. Cytotherapy, 22; 329-336, June 2020
瀬田クリニック東京と順天堂大学次世代細胞・免疫治療学の共著論文です。がん細胞に強い傷害活性を持つガンマ・デルタT細胞を使った免疫細胞治療について、131名の患者さんを対象に、その効果を生存率から解析した結果の報告です。血液中の免疫細胞の解析結果も報告されています。
2 Effects of adaptive immune cell therapy on the immune cell profile in patients with advanced gastric cancer.
Miyabi Miura et al. Cancer Medicine, 9; 4907–4917, June, 2020
金沢大学の消化器内科、金沢先進医学センター、瀬田クリニック東京、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学との共著論文です。進行した胃がん患者さん30名を対象に、アルファ・ベータT細胞療法後に生じる免疫細胞の変動と治療効果との関係に関する報告です。
3 Prognostic factors for endometrial and cervical cancers of uterus treated with immune-cell therapy: A retrospective study.
Rishu Takimoto et al. Anticancer Res, 40; 4729-4740, August 2020
doi:10.21873/anticanres.14474
瀬田クリニック東京と順天堂大学次世代細胞・免疫治療学の共著論文です。免疫細胞治療を受けた子宮がん患者さんに関しての臨床所見と生存率の関係に関する報告です。187名の切除不能ないしは再発の子宮がん(子宮体がん、子宮頸がん)を対象としています。
4 Adoptive Immune-Cell Therapy for the Treatment of Neuroendocrine Carcinoma of the Uterine Cervix.
Shigenori Goto et al. Anticancer Res, 40; 4741-4748, August 2020doi:10.21873/anticanres.14475
瀬田クリニック東京と順天堂大学産婦人科、聖マリアンナ医科大学産婦人科、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学との共著論文です。子宮頸部の神経内分泌がんは極めて希で予後不良とされています。17例の患者さんを対象に免疫細胞治療の効果を解析した結果の報告です。
5 Changes in Immunological Status in Patients With Metastatic Colorectal Cancer Treated With First-line Chemoimmunotherapy.
Teppei Yamada et al. Anticancer Res, 40; 4763-4771, August 2020doi:10.21873/anticanres.14478
福岡大学医学部外科、福岡メディカルクリニック、瀬田クリニック東京、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学の共著論文です。32名の切除不能の進行した大腸がん患者さんにおいて、初回の化学療法と免疫細胞治療の併用の効果に関する報告です。
6 Effect of adoptive T-cell immunotherapy on immunological parameters and prognosis in patients with advanced pancreatic cancer.
Tatsuo Kumai et al. Cytotherapy in press (published online September 6 2020)
金沢大学の消化器内科、金沢先進医学センター、瀬田クリニック東京、順天堂大学次世代細胞・免疫治療学の共著論文です。77名の切除不能の膵がん患者さんに対するアルファ・ベータT細胞療法の効果に関する論文です。治療前後の血液中の免疫細胞の解析、過去の化学療法単独での治療例との生存期間の比較も行われています。

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