患者さんからの治療や病気についての質疑応答を中心とした「公開相談会」を実施いたしました後藤理事長の公開相談会レポート
3月9日(土)後藤理事長による「公開相談会」を実施いたしました。
この会は、患者さんからの質疑応答をメインとした相談会です。治療に関するご質問、病気についてのご相談などお気軽にお話しできるアットホームな会として開催しました。
当日は15名の患者さん・ご家族にお集まりいただき、会場となった瀬田クリニック東京の待合室は満席になりました。
まずは、後藤理事長による治療の説明からスタート。
免疫細胞治療のシステムや症例、免疫チェックポイント阻害剤との併用治療、ネオアンチゲンによる樹状細胞ワクチン療法などについて取り上げました。
免疫全体の仕組みでがんを攻撃(免疫サイクル)しています
現在注目を浴びているネオアンチゲンについても説明しました
一通りの説明の後は、患者さんからの質問タイム。
それまでの説明に対する質問や、自らの治療に関する悩みなど、参加者のほぼ全員の方から質問をいただきました。以下、頂いた質問をいくつかピックアップして紹介します。
- ●地方在住だが、地元にある提携クリニックでの治療を考えている。提携クリニックと瀬田クリニック東京の治療の質に差はあるのか?
- ●免疫細胞治療は部位によって効きやすさに違いはあるのですか?
- ●重粒子線治療や抗がん剤治療と併用しても問題ないでしょうか?
- ●ネオアンチゲン樹状細胞ワクチン実施にあたり、生検で得られた組織は活用できますか?
・・・などなど、頂いた質問それぞれについて、後藤理事長から丁寧に回答させていただきました。
説明会終了後も多くの方に残っていただき、後藤理事長や看護師に個別に質問されている姿が見られました。
説明会終了後も、後藤理事長とじっくり相談される姿が見られました
看護師もサポート。実際の診療現場などをご案内しました
質問をメインとした説明会ということもあり、ご参加された皆様からは本当にたくさんのご質問をいただきました。どのご質問も非常に具体的かつ切実な内容でしたので、後藤理事長から一つひとつ、丁寧に回答させていただきました。
次回以降も定期的に開催していきますので、ご興味のある患者さんは是非ご参加ください。
説明会情報に関してはこちらをご覧ください:説明会のお知らせ