免疫細胞治療エビデンス構築を目指して
免疫細胞治療を普及医療として広く患者さんに提供するためには、科学的根拠に基づく医療(EBM)推進のための臨床エビデンスの収集・構築が欠かせません。当院では、大学病院・中核病院等との共同臨床研究において、その企画・推進およびデータマネジメントの支援、免疫学的基礎データの提供などを行い、より有効な投与方法や併用方法の探索、ならびに新しい免疫細胞治療開発のためのエビデンスの収集・構築に取り組んでいます。
こうした一連の研究は、当院の診療とは別に行われます。質の高い研究を円滑に進めるため、2010年より瀬田クリニック東京内に臨床研究センター(現:臨床研究・治験センター)を開設し、プロトコル(治療の手順)の作成や得られたデータの集約、外部に発表するための資料作成等を行っています。
第19回日本再生医療学会総会(Web開催)
「がん治療領域で自由診療として行う免疫細胞療法の現状-CITEGによるリアルワールドデータの解析-」