診療は完全予約制となっています。まずはお電話でお問い合わせください。 (免疫細胞治療について詳しく話を聞きたいなど、ご相談のみの来院も受け付けています。)
治療内容の説明は十分ご理解、ご納得いただけるよう、時間をかけて行います。少しでも疑問や不安に思われることがありましたら、お話ください。その後、治療内容、スケジュールを決定します。
細胞培養に用いる血液(45cc~75cc)を採取します。採取した血液は細胞加工施設に運ばれ、治療に必要な免疫細胞だけを取り出し培養します。
安全管理された専用の細胞加工施設でガンマ・デルタT細胞の培養を行います。採血時に30万個程度だったガンマ・デルタT細胞は2週間の培養で約30億個まで増殖します。※
※治療開始前の患者さんの免疫状態などにより、ガンマ・デルタT細胞の増殖度合いは異なります。
培養後に再度ご来院いただき、活性化・増殖したガンマ・デルタT細胞を点滴で投与します。所要時間は30分程度ですので、入院の必要はなく原則として通院での治療となります。 投与後は次回の治療のために採血を行い、同様にガンマ・デルタT細胞を培養し、2週間後に再び投与します。
このようにして治療を繰り返しますが、治療回数は患者さんの状況に応じて、医師と相談の上決定します。
治療効果の評価にはおおむね6回程度の治療が必要となります。画像診断や腫瘍マーカー、免疫機能検査などによって治療効果を評価します。その結果や病気の経過をもとにその後の治療方針を検討します。